先週末の土日曜日を使って、しゅんのスタッフ5名でホアビン省の農場に行ってきました。
こちらの畑は、ハノイから南西に2時間半ほど行ったところにありまして、ホアビン省南側の山間部に位置する2ha程度の小さな農場ではございますが、標高が700m程度でハノイよりも冷涼な気候の畑となります。
ブロッコリーが良い状態で収穫できていることや、日本品種の大根の状態や出荷基準を確認するためではございますが、今回は休日を使いスタッフの休養も兼ねて行っておりまして、むしろスタッフはどこに遊びに行くかなどを真剣に話し合っていました(笑)
ベトナム北部で有名な高原地帯といえば、モクチャウ高原といわれておりますが、このモクチャウ高原は車で片道5時間程度は掛かるため気軽に見に行くことが難しく、しゅんでは今のところもう少し近いこちらの農場で栽培しております。
ハノイ市からハイフォン市の海沿いまではずっと広い平地が続きますので、ハノイ周辺はそこまで山が多いイメージはないかと思われますが、一旦ハノイ市を抜けホアビン省に入ると、今度はずっと山が続きます。
ハノイに比べれば比較的涼しく、静かで落ち着いたところではございますので、機会があればぜひお客様を招いての農業体験など開催したいと思いますが、農場までの山道が険しく、ガードレールも縁石もない崖道を通るのはなかなか怖いもので、お客様を招待したい場合にはネックになりますね(汗)
こちらの農場では、主にブロッコリー・大根・キャベツ・白菜などの冬野菜を栽培しております。
ハノイに比べると、こちらの農場は冬野菜を栽培できる期間が1か月半ほど長くなりまして、晴れる際にはカラッと晴れますのでハノイよりもおいしい野菜が作りやすくなります。
現在はブロッコリーと丸型きゃべつが非常によくできておりまして、大きくなったものから順番に収穫していきます。
ブロッコリーやキャベツ・大根といったものは、成長の仕方が一定ではありませんので、多くの方がご想像されるような、端から端まで一斉に収穫することはございません。
そのため、収穫も終盤に掛かってくると、収穫済みでスカスカの畑の中にポツポツと収穫されていないものが残るといった状況になってきます。
これからしばらくの間、こちらの日本品種の青首大根を少しずつ収穫していきます。こちらの大根はベトナム品種の白い大根と異なり、上の部分が青くなる大根で、みずみずしく辛みが少なく食べやすいものとなります。
本当はもう少し大きくしてから収穫したいのですが、大きくすることで問題が発生しやすくなってしまうこともあり、少し小ぶりの状態で収穫しています。
お昼は収穫したばかりの野菜を近くのレストランで調理してもらい、スタッフで食べました。
ホアビン省はサトウキビとミカンが有名な省で、住んでいる少数民族の種類が多く、独特の住居や多種多様な料理も有名なものの一つです。
有名な料理の一つとして、上の画像の細長いCơm Lanという料理があります。
料理というよりは軽食のようなものですが、竹筒に入れて焼いたおこわのような料理で、シンプルな割にはなかなかおいしい料理です。
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